あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま・や・ら・わ行
五十音選択
※ナレーションと、表示されている方言は参考文献が違うため、若干相違があります。
方言意味用法
アアラ阿原。湿原。
アイク歩く
アカス知らせるあかされてびっくらこいた。
アガリット・アガリハナ家の上がり口あがりっとに手袋を忘れてきた。
アクタレル悪口を言う。乱暴な口をきく。
アグチあぐら
アクテエ悪態
アゲル嘔吐するする。酒を飲み過ぎてアゲタ。
アサギ・アサゲ朝。明け方。
アサッパラ早朝早起き野球であさっぱらに起こされた。
アシッツルシ足長蜂
アジナメル味をしめる
アズクミあぐら
アスコ・アッコあそこ(彼処)
アスブ遊ぶ
アセミズク汗びっしょり
アゼマメ水田の畦に蒔きつける大豆
アダジャアネエあだではない。容易でない。
アタマッコナシあたまごなしのなまり
アタマッパリ人頭刈り。人数に比例して負担を割り当てること。
アッコ
アテズッポウ当推量のなまりあてずっぽうに答えたら偶然に正解だった。
アテンナラネエあてにならない。
アテゲエブチ宛行扶持。与える川の恣意で取り決めて割り当てる金品。アテゲエブチでわりいんだけんど、おめえ様のぶにだけ受け取ってくんねえ。
アト・アトジリ素伝の余水流し口。大雨だにアトぉ切っとけ。
アトビッチャリ後へ引き下がること。ヒッチャル=引き下がる。
アノクニあんなにアノクニ背負やあ重いらえ。
アバさようならあばね、またあした。
アブラゴオリ気泡の入っていない透明な氷
アマンボチあまだれ
アマ・アマッコ・アマッチョ女性を卑しめていうことば。
アマ(ア)サレル甘えてはしゃぐ
アマンド信濃柿。どんぐり大の小柿。
アマンドロあをみどろ
アマンボチ雨垂れが穿った地面の穴
アラコ開墾地
アリエエあり合わせ
アリガトサマエありがとうございます
アリンドウ蟻地獄。若宮区の方言。
アレマ・タテノ水掛け採草地。境方面ではアレマ。
アワンバナ粟花のなまり。女郎花。
アワンブク泡ぶくの転。泡。
アンケラコンケラただぼんやりと時間を過ごすさま
アンジョサマ庵主様のなまり。
アンドン冷害などのために実が入らなかった稲穂
アンネエ舅などが若い嫁様を呼ぶ言葉
アンネサ姉様の転。よその人などが若い嫁様に親しみを持って呼ぶ言葉。
アンニイ兄。長兄に対する呼び方。
アンバイ・アンベエ様子、程度ばあさまのあんべえはどうだえ。
イイアンバイ程良い加減
イイアンバイデゴザリマス天気の良い日の挨拶。
イイエエ言い合い。口論。
イイカラカゲンいい加減。正確ではなく適当なこと。
イイグショウ小言
イイズレエ言い辛い。言いにくい。
イイックラ・イイッコ言い争い。口論。
イイドコジャアネエ良いどころではない。非常によろしい。いいどころじゃあねえ。なんぼうでも手伝ってやらあ。
イイノウ結納
イカアザ・イカザア行こう。
イキサ・イキシナ行くとき。行きがけ。
イキサ・ケエリサ行きがけにも、帰りがけにも
イキナリ整理整頓せずやりっ放しの状態
イグネ屋敷境。家の周囲。クネは地境のこと。
イゴク・イノク動く。
イザアル・イジャアル笊(ざる)
イジイヤク意地をやく。いじれる。
イシカミドンじゃんけんの掛け声(立沢、乙事方面)
イジカメルいじめる。虐げる。
イジャ行こう。
イジョオヤカセル意地を焼かせる。意地悪をする。
イジックイ意地っ張り
イチネンゴ水田で飼育する一年目の鯉
イチラそのまま朝出たいちらまだけえってこねえ。
イッサラいっこうに
イッソ少しも。さっぱり。いっこうに。
イッソクヨウシ夫婦をともに迎える養子のこと
イッソモ・イッソニすこしも、一向に
イッピョウシ一拍子。瞬時に。
イタクスル怪我をする。転んで足ょおイタクした。
イッチョ・イッチョシ行くな
イッツラ行っただろう
イッテコズ行ってこよう。出かけよう。どれ俺も散歩に行ってこずよ。
イッポド余程。かなり。いっぽど苦しかったもんずら。
イドコいどころ。
イト時間帯。(~の)うちに。今のイト、寝ている。
イトニいとまにの略そのいとまにまたくるで。
イニムニどのように手を尽くしても
イヌゴリンパ腺が腫れたさま
イナ異な。いなことをいうな。
イベンケエ内べんけい。
イビクルいびる。もてあそぶ。
イビンチョ・イビンツいびつ
イブイ煙い
イマットもう少し。もっと。
イマヨウキ今どき
イメエマシイいまいましい。腹立たしい。
イリアゲ小作料
インキョメン隠居免。隠居する際に分け与えられる財産。
インジョウコンジョウああでもないこうでもない。あれこれ試行錯誤すること。
インネいいえ
ウサレ行ってしまえ。
ウチビテエ茸の一種、クロカワのこと。
ウシンベエ牛。擬人化して親しんで言う。
ウソッコキ嘘こき。嘘つき。
ウタリ・ウタレ湿地
ウダジュウだらしないさま。うだうだしたさま。
ウチオリ自家織の布ウチオリの半纏はぬくてえなえ。
ウッチグうち死ぬのなまり
ウッツク・ウッカカル寄りかかる。もたれかかる。
ウテエ疎い。愚か。
ウテゲエシ口答え。さからって言うこと。
ウデッコキ特別に。可能な限り。最高に。
ウトウ・ウトンボ・ウロンポ空洞。中空。
ウマイレ馬入れ。田畑へ入る小径
ウマステバ馬捨て場。死んだ馬を埋葬する場所。
ウマフセバ馬伏せ場。馬を検査治療したり血を抜き取った。
ウバアル・ウバアサルおぶさる。背負ってもらう。
ウラッポ先端
ウンソウ運送馬車の略
ウント沢山。多く。
エエカラカンいい加減エエカラカンの仕事をするなよ。
エエガラ家柄。家系。
エエグセエ・エエモグセエ・エブツクセエ焦げくさい
エエサあいさ。あいだ。あいま。
エエシックラネエ相手にならない。
エエシロウ・カカシロウかかわりあう。相手になる。あの人とはカカシロウな。
エセム羨む。嫉妬する。
エエスあやす。あしらう。
エエソ愛想。
エエムキエエ家向かい。
エエモノ和えもの
エゾマタがにまた
エツ・エツラあたり。頃。
エッポド余程
エブ山ぶどうの異名
エブス燻す
エベ行こう(さそい)。行け(命令)。
エンデク歩いていく
エンノコ猫柳の芽
オーヨーこどもの感嘆詞。遊び仲間が悪さをしたときなどにはやし立てる言葉。オーヨー、巡査様に言うぞ。
オイウェエジンサマお祝い神様。同族集団の祭神。
オイエエジンお祝神。一族の祭神。
オイサマおじさまのなまり
オイダテお湯立て。湯立て祭。
オイデナシテいっらっしゃい
オイハン・オユハンお夕飯のなまり
オイベッサマ・オヨベッサマ本来は恵比須様のことであるが、昔の田舎では大黒様も一緒に神棚にあがめたので、この神棚の両神を総称しておいべつさまと呼んだ。
オウツリよそからいただきものをした時、感謝の気持ちを表すためその器に入れて返す報酬品。
オエエル物事が終わりになること。転じて物が壊れる。他動詞ではオヤス。
オオエソおあいそ
オオセギ大盛儀。苦労が多く大変なこと。こりゃあ中々おおせぎな仕事だ。
オオド大戸。土間の入り口の大きな戸。
オオマクレエ大食家
オカギサマ自在かぎ
オキャアクお客呼び。親戚などを呼んで酒食を饗すること。
オキャクヤッコままごと遊び
オクラブチひじろのまわりを囲む木の縁
オカタお方
オカタッコ・オカタヤッコままごと遊び
オカッサマお方様の転。他人の妻女を指す。
オカラミ(モチ)
オカンダッツァマオカンダチ(雷)様。雷。
オカルコ粳米を二日ほど水に浸した後、水を切ってそのまま臼でつきこねて丸くしただんご。
オケエお粥
オケエコサマ
オコソ御高祖頭巾の略
オコタ炬燵
オゴッソ・オゴッツオおごちそう
オコワ強飯。お赤飯。
オコンコサマ
オコンジ・オコンジキ乞食
オコンジ乞食
オサッサ粗忽者。気配りに乏しい人。おらえのかかさぁなんたってオサッサでなえ。
オザラめん類今夜の夕飯ゃあオザラにしざあ。
オサンジお産子。産婦。
オシイ幼児向けの言葉でお汁
オシカケ食事を作る段取りオシカケでもするかな。
オシズカニナシテ他家を訪問した折、食事中などの時述べる挨拶言葉。私にかまわないでごゆっくり食事を続けてください、の意味。
オシタゲエお従い。看病すること。また看病する人。
オシャ非常に美しいさま
オシャリ白きょう病で死んだ蚕。その姿が舎利に似る。
オショウシイ恥ずかしいこと
オシロイトンボシオカラトンボ
オシンメイ(エ)しめ飾り
オジョウモン娘さん
オショッサマエごちそうさま。ありがとうさま。
オジギ・オジンギお辞儀。辞退。遠慮。
オスワリお供え餅。オソンネエともいう。
オセエル教える。知らせる。告げる。
オセンゾ千切り大根
オゾイ良くない
オソウトメ早乙女。田植え仕事の女性。
オソンネエお供え
オタイラ・オテエラお平。ひざをくずして座る。
オダレ土蔵の戸前の軒下
オダチンお駄賃
オダテモッコ扇動。おだて。
オタマッコおたまじゃくし
オタンジュウお誕生。お誕生日。
オダンスおだんご
オチャラカス茶化すひとぉオシャラカスなや。
オッカウ隙間に押し込むそのええさへ石ょおオッカエ。
オチョウベお世辞
オッカネエ恐ろしい。こわい。危ない。
オッカブロバナおきなぐさ。カンブロバナ。
オツカレサマエお疲れ様え。夜他家を訪問するときなどの挨拶。こんばんは、と同じ。
オツカレデゴザリマス夜の訪問の時の丁寧な挨拶
オツクベ・オツクンベ・オツンベッコ正座
オッコウ立沢辺りを中心とした言葉で、富士見町の代表的な方言の一つ。最初の意味は非常に沢山のこと、多量のこと、甚だ多いことに用いられた。桁外れ。おおげさ。きのこ取りに行ったら、ばかおっこうあった。
オッサマ和尚様の略
オッソ鳥獣を捕獲する装置や落とし穴
オッタチ冷害や病害などのために稲穂に実が入らず立ったままになっている状態
オッチャンおじさん。子どもがよその大人への呼びかけの言葉。
オッツカミ概算。いい加減。適当。
オッテイ(エ)おととい(一昨日)。サキオッテイは一昨昨日。
オットシおととし(一昨年)。サキオットシは一作昨年。
オッパリ・オッパリサアヤカ時々。いつも。
オッポショル折る
オッポレ道路の輪みちが掘れてでこぼこしているさま
オツレお連れ。仲間。
オデエサマ・オデエジンお大尽様。財産家。金持ち。
オテコ御手子。人足。助っ人。
オテショウお手塩皿の略
オテマジョウお手数をかける
オテンタラ見えすいたお世辞。おべっか。
オテンデお手伝い
オテンコお手玉
オテンマ肩車
オドケル驚く。びっくりする。
オトコンバアおてんば娘
オトッコ末っ子
オトットキ取って置きのこと
オトブレエお葬式
オトリモチ接待
オナケエリお中入れ。朝食と昼食の間にとる軽い食事。
オニッコ・オニヤッコ鬼ごっこ
オハヅケお葉漬。葉菜類の漬物(野沢菜漬けなど)。主に地菜。
オハシン針仕事。裁縫。
オバシン・オバンショウ炊事をする人。炊事仕事。
オハンネリおひねり。神仏に供える洗米の包み。
オヒナガ忌中見舞い
オヒマチ御日待講。農閑期などに近所の人々が寄り集まってお茶を飲んだり、風呂に入ったりする習慣。
オブスナサマ産土神。郷村の守護神。
オブッコお仏供。お供え。
オベンコウ幼児などが早く言葉上手になること。おませな口をきく。
オメエタお前達
オメエダマお繭玉の転という
オメサン・オメエサマお前さん。お前様。相手に対する敬称。
オヤゲネエかわいそう
オヤコ親子。親戚。同族。
オヤテットお雇人。日雇い人。
オヤドお宿。若者・娘・子どもなどが寄り集まってくる当番の家。
オヨウザケ昼食と夕食の間に食べる軽い食事(甲州方言)町東部で使う。蔦木方面ではオヨウジャ。
オヨベッサマ恵比須様。オイベッサマとも。
オラアエおらが家。俺の家。オラアエは今留守だ。
オヨゴシ和えもの
オヨリエエお寄り合い。集会。
オラアマアリ私の家。私の所。
オラントウ・オラアトウ俺達。私達。
オワザト・オワザットほんの少し。簡単に。ものを贈るとき粗末なものですがの意味に使う。
オワンネエ召し上がってください。
オンカ公然と
オンガラ麻の外皮をむいた残木
オンジョウ音声。大声を出すこと。
オンベエコおおばこ。